鍼灸院の成功事例8選|補助金活用と予約DX・集客改善の打ち手
目次
冒頭概要
- 鍼灸院の成功事例に共通する勝ち筋は、施術力だけでなく、補助金活用・予約DX・再現しやすい打ち手を組み合わせて収益改善につなげている点です。
- 本記事では、首都圏の事例を中心に、鍼灸院が集客改善、単価改善、省力化、新サービス展開を進める際の採択のポイントを整理します。
- 鍼灸院は、施術者の稼働時間が売上上限になりやすく、家賃・人件費・広告費などの固定費を抱えながら、保険依存から自費診療・高付加価値メニューへ移行する必要があります。
- 一方で、患者側は「すぐ予約できるか」「自分の症状に合うか」「料金や通いやすさが分かるか」を重視するため、ホームページ、予約導線、口コミ、メニュー設計の弱さが機会損失につながります。
- この構造課題に対して、小規模事業者持続化補助金は販路開拓、デジタル化・AI導入補助金は予約・顧客管理、事業再構築補助金は新分野展開や高付加価値化に活用余地があります。
- 以下の事例を見ると、「誰に来てほしいかを絞る」「予約・販促・顧客管理を仕組み化する」「補助金で初期投資を先送りしない」という3点が、来院数・平均単価・事務工数・継続率をどう動かすかが分かります。
成功事例
東京の鍼灸整骨院:ターゲット別販促と持続化補助金で新規来院を増やした例
| 1. 会社名・個人事業主名 | A社 |
| 2. 切り口 | 広告宣伝(リアル)、広告宣伝(デジタル)、ブランディング/リブランディング、補助金活用、接客・サービス |
| 3. 会社概要 | 東京都内で鍼灸と整骨を組み合わせて提供する地域密着型の治療院。開業直後は新規性により一定の来院があったものの、駅周辺に競合チェーンが出店し、来院数が伸び悩んだ。施術者は長い臨床経験を持っていたが、経営面では「良い施術をすれば自然に選ばれる」という発想が強く、販促導線やターゲット別の訴求が十分に整理されていなかった。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 課題は、販促を個別に試しても成果につながらなかった点にある。チラシ、看板、ホームページ、紹介サイト登録などを実施していたが、若年層・通行人・地域シニア層など、誰に何を届けるかが曖昧だったため、施策ごとの役割が分散していた。鍼灸院・整骨院は、保険診療と自費施術、慢性症状と急性症状、若年層と高齢層で訴求軸が異なる。そこを整理しないまま販促費を使うと、広告費は出ていくのに来院数や継続率が伸びにくい。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 専門家支援を受け、経営方針とコンセプトを言語化したうえで、ターゲット別に販促手段を分けた。若い世代にはホームページ、通行人には外壁タペストリー、地域のシニア層にはチラシという形で、媒体と顧客層を対応させた点が重要である。単に広告を増やすのではなく、鍼灸と整骨、自費と保険というサービス構造を踏まえて、来てほしい顧客に合った入口を設計した。これにより、新規獲得の入口が整理され、来院後の説明や再来院提案もしやすくなった。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性的には、場当たり的な販促から、計画に基づく販促へ経営スタンスが変わった。ホームページ、通行認知、チラシの各導線から新規患者が来院するようになり、技術依存の経営から脱却するきっかけになった。定量面では出典に具体数値はないため、目標例として新規来院数+10〜20%、広告経由予約数+5〜15件/月、紹介・再来院率+5〜10ptをKPIに置くとよい。今後は、媒体別の予約数を記録し、反応の高い顧客層に予算を寄せることが収益改善につながる。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済。小規模事業者持続化補助金を活用し、ホームページ、外壁タペストリー、チラシ制作を実施。採択の論点は「ターゲット別販路開拓により、新規来院数を増やす道筋が明確だったこと」。 |
| 8. リンク先(出典) | https://www.keieiryoku.jp/category/case/detail/?id=86 |
千葉の鍼灸院:漢方薬販売とAI診断アプリで新市場に進出した例
| 1. 会社名・個人事業主名 | B社 |
| 2. 切り口 | 新商品・新サービス、AI活用、販路開拓・営業活動(EC・越境EC・卸・代理店)、新規事業・多角化、補助金活用 |
| 3. 会社概要 | 千葉県で鍼灸マッサージを提供する治療院。既存の施術サービスに加えて、健康経営やフェムケア領域への展開を構想し、鍼灸師による専門診断と漢方薬販売を組み合わせた新たな事業モデルに取り組んだ。地域の来店型サービスにとどまらず、アプリやECを活用して、実店舗外にも接点を広げようとした点が特徴である。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 鍼灸院は来店型ビジネスであるため、施術ベッド数、営業時間、施術者数が売上の上限になりやすい。さらに、フェムケアや健康経営のような新しい需要は伸びていても、単なる通常施術の延長では、法人・女性向け・オンライン相談などの新市場に入りにくい。B社の課題は、既存施術の信用を活かしつつ、来店依存を減らし、物販・EC・アプリを組み合わせて顧客接点を増やすことだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 鍼灸マッサージと漢方薬販売を組み合わせ、女性鍼灸師による専門診断、自社アプリのAI診断、実店舗とEC販売を連動させる計画を立てた。成功のポイントは、単なる物販追加ではなく「診断→提案→購入→継続フォロー」という流れを設計したことにある。AI診断は、初回相談のハードルを下げるだけでなく、顧客情報を蓄積し、次回提案やEC購入につなげる役割を持つ。これにより、来店施術の時間単価だけでなく、継続購入・LTVの向上を狙える。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性的には、鍼灸院の専門性を健康経営・フェムケア・漢方薬ECへ拡張し、店舗外売上を作る方向性が見える。定量面は出典に実績値がないため、目標例として新規事業売上比率10〜20%、EC経由売上比率5〜15%、継続購入率+5〜10pt、平均単価+10〜20%を置きたい。今後は、AI診断の利用数、EC購入率、施術から物販への転換率を管理すると、補助事業後の収益性を検証しやすい。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済。事業再構築補助金を活用。使途は、AI診断アプリ、漢方薬販売、EC、実店舗連動の新分野展開。採択の論点は「鍼灸マッサージの既存ノウハウを活かし、健康経営・フェムケア市場に新たな収益源を作る計画であること」。 |
| 8. リンク先(出典) | https://local-mp.co.jp/subsidy/cases/jigyou-saikouchiku-13-139/ |
埼玉の接骨・鍼灸系事業者:セルフトレーニングと美容サービスで新規客層を広げた例
| 1. 会社名・個人事業主名 | C社 |
| 2. 切り口 | 新商品・新サービス、店舗体験・動線/VMD、新規事業・多角化、設備投資、補助金活用 |
| 3. 会社概要 | 埼玉県さいたま市の接骨・鍼灸系事業者。従来は身体の不調やケガに対する施術を中心としていたが、健康志向の高まりや非対面サービスへの需要を背景に、セルフトレーニングジムとセルフ脱毛・痩身美容サロンを組み合わせた新事業に取り組んだ。既存の身体ケア領域から、美容・予防・セルフケア領域へ顧客接点を広げた事例である。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 接骨・鍼灸院は、痛みが出た時に来る「不調対応型」の来院に偏ると、需要が不安定になりやすい。症状改善後に来院頻度が落ちるため、継続利用や予防サービスへの転換が課題となる。また、施術者がすべて対応するモデルでは、稼働時間が売上の上限になる。C社の挑戦は、施術者依存の強いモデルから、セルフ利用を含むサービスに広げ、稼働率と客層を同時に改善することだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | セルフトレーニングジム、セルフ脱毛、痩身美容サロンを新たに開設し、健康志向・美容志向の顧客に対応した。成功のポイントは、既存の「身体を整える」信用を活かしながら、来院理由を治療から予防・美容・習慣化へ広げたことにある。セルフ型サービスを組み合わせることで、施術者の手が空いていない時間帯にも売上を作りやすくなる。さらに、既存患者に対してトレーニングや美容メニューを提案できるため、平均単価とLTV改善にもつながる。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性的には、既存施術だけに依存しない新規客層の獲得と、予防・美容領域への多角化が期待できる。定量面は出典に実績値がないため、目標例として新サービス売上比率15〜30%、稼働率+5〜15pt、平均単価+10〜20%、継続月数+1〜3か月をKPIに設定したい。今後は、セルフ利用から施術予約への転換率、会員化率、時間帯別稼働率を見れば、設備投資の回収判断がしやすい。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済。事業再構築補助金を活用。使途は、セルフトレーニングジム、セルフ脱毛、痩身美容サロンの新設。採択の論点は「既存の身体ケア事業から、健康・美容・非対面セルフサービスへ新分野展開し、売上構成を変える道筋があること」。 |
| 8. リンク先(出典) | https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/iryo_fukushi_09.pdf |
東京の新規開業院:創業支援と持続化補助金で初期集客を立ち上げた例
| 1. 会社名・個人事業主名 | D社 |
| 2. 切り口 | 広告宣伝(デジタル)、広告宣伝(リアル)、補助金活用、資金調達、標準化・マニュアル化 |
| 3. 会社概要 | 東京都内で新規開業した接骨・鍼灸系の小規模事業者。開業初期は、地域での認知が低く、既存患者や紹介が十分にない状態からスタートするため、ホームページ、チラシ、予約導線を早期に整える必要があった。創業支援セミナーを受講して証明書を取得し、補助金申請に進んだ点が特徴である。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 開業初年度の最大の課題は、固定費が発生する一方で、来院数が安定しないことにある。鍼灸院は地域商圏ビジネスであり、近隣住民に「どこにあるか」「何に強いか」「予約できるか」を早く知ってもらう必要がある。しかし、開業時は内装・備品・広告・ホームページなどの支出が重なり、販促投資を後回しにしやすい。D社は、開業初期の資金制約の中で、認知拡大と予約導線整備を同時に進める必要があった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 自治体の創業支援セミナーを受講し、特定創業支援等事業の証明書を取得したうえで、小規模事業者持続化補助金(創業型)の申請に進んだ。補助金を活用してホームページをリニューアルし、地域配布用のチラシも作成した。成功のポイントは、創業支援を単なる形式要件で終わらせず、商圏分析、顧客像、販促計画を補助金申請と連動させた点である。創業期に「誰向けの院か」を明確にできると、広告文、メニュー、予約導線に一貫性が生まれる。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典では、開業時と比較して月あたりの新規患者数が2倍以上に増加した事例として紹介されている。定性的には、創業初期の認知不足を、ホームページとチラシの両面から補った点が大きい。今後は、初回来院後の再予約率、チラシ経由予約数、Googleビジネスプロフィール経由の問い合わせ数を継続管理すると、広告費の投資判断がしやすい。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済。小規模事業者持続化補助金(創業型)を活用。使途は、ホームページリニューアル、地域配布チラシ制作。採択の論点は「創業初期の販路開拓により、新規患者数を増やす計画が明確だったこと」。 |
| 8. リンク先(出典) | https://emio.jp/news/小規模事業者持続化補助金【創業型】申請で必要/ |
千葉の鍼灸院:施術機器とSNS広告で若年層の来院を増やした例
| 1. 会社名・個人事業主名 | E社 |
| 2. 切り口 | 広告宣伝(デジタル)、新商品・新サービス、設備投資、補助金活用、ITツール活用(集客、広告宣伝) |
| 3. 会社概要 | 千葉市で開業した鍼灸院。開業から半年後に支援制度の存在を知り、創業支援を受けたうえで補助金活用に進んだ。開業当初は資金面の制約から導入を見送っていた施術機器があり、同時に若年層への認知拡大も課題だった。来店型の施術サービスにSNS広告を組み合わせ、設備投資と販促を同時に進めた事例である。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 開業直後の鍼灸院は、既存顧客が少ないため、短期的には新規獲得、長期的には再来院・紹介の仕組み化が必要になる。E社の場合、施術機器を導入できていないことで提供メニューの幅が限られ、SNS広告を本格展開する予算も取りづらかった。若年層は検索・SNS経由で比較する傾向が強いため、設備面の魅力と広告訴求が弱いと、認知されても予約に結びつきにくい。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 補助金を活用し、開業当初に導入を見送っていた施術機器を導入し、あわせてSNS広告を展開した。成功のポイントは、単に機器を購入するだけでなく、若年層向けの訴求とセットで打ち出した点である。新しい施術機器は、メニューの差別化や単価改善に効くが、認知されなければ稼働しない。SNS広告を同時に使うことで、設備投資を新規獲得に接続し、広告から予約、施術体験、再来院へ流す導線を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典では、若年層の来院数増加につながった事例として紹介されている。具体数値は公表されていないため、目標例としてSNS広告経由予約数+10〜30件/月、若年層比率+5〜15pt、対象メニューの平均単価+10〜20%をKPIに置きたい。今後は、広告費1円あたりの予約獲得単価、施術機器メニューの稼働率、初回来院から2回目予約への転換率を追うことが重要である。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済。小規模事業者持続化補助金(創業型)(要確認)を活用。使途は、施術機器導入、SNS広告。採択の論点は「設備導入とデジタル広告を組み合わせ、若年層の新規来院を増やす道筋があること」。 |
| 8. リンク先(出典) | https://emio.jp/news/小規模事業者持続化補助金【創業型】申請で必要/ |
東京の鍼灸院:予約サイトと自社HP連携で月30件の予約導線を作った例
| 1. 会社名・個人事業主名 | F社 |
| 2. 切り口 | ITツール活用(集客、広告宣伝)、ITツール活用(業務効率化、自動化)、データ活用、口コミ・紹介プログラム、接客・サービス |
| 3. 会社概要 | 東京都足立区で鍼灸治療を提供する治療院。自社ホームページだけで集客・予約管理を行うことに限界を感じ、予約サイト掲載と予約管理システムを活用した。施術の専門性はあっても、検索時に見つけてもらえない、予約が取りにくい、初診の不安を解消しきれないという小規模院共通の課題に向き合った事例である。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 鍼灸院では、電話予約中心だと施術中に対応できず、営業時間外の予約機会も逃しやすい。さらに、自社ホームページだけでは検索流入や比較検討の母数が限られる。F社の課題は、ホームページ経由の予約を増やしながら、初診患者に安心感を与える導線を整えることだった。特に、初めて鍼灸を受ける顧客は、口コミ、料金、症状別メニュー、予約しやすさを比較するため、予約導線の弱さはそのまま機会損失になる。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 予約サイト掲載と予約管理システムを導入し、自社ホームページと外部予約導線を併用した。成功のポイントは、集客と予約管理を分けず、検索・比較・予約までを一連の流れとして設計したことにある。自社サイトだけで完結させるのではなく、予約プラットフォームの認知力を使い、来院前の不安を減らした。これにより、電話対応に依存しない予約受付が可能になり、施術中や営業時間外の機会損失を抑えやすくなった。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典では、ホームページ経由の予約が月30件程度、サイト経由の初診来店が月5件程度コンスタントにあると紹介されている。定性的には、予約の利便性と安心感を高めたことで、初診の入口が安定した。今後は、予約経路別の初診数、2回目予約率、症状別ページの閲覧数を管理し、自費メニューへの転換率を高めることが課題となる。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 未活用。出典上、補助金活用の記載は確認できない。類似施策を行う場合は、デジタル化・AI導入補助金で予約・顧客管理ツール、小規模事業者持続化補助金でLP制作・販促に活用余地がある。 |
| 8. リンク先(出典) | https://epark-sekkotsu-shinkyu.jp/case_2 |
神奈川の整骨・鍼灸系院:ネット予約で月40名以上の予約を獲得した例
| 1. 会社名・個人事業主名 | G社 |
| 2. 切り口 | ITツール活用(集客、広告宣伝)、ITツール活用(業務効率化、自動化)、接客・サービス、データ活用、口コミ・紹介プログラム |
| 3. 会社概要 | 神奈川県川崎市の整骨・鍼灸系院。ホームページを作ったばかりの段階で、集客をどう広げるかが課題となり、予約管理システムと外部予約サイト掲載を導入した。国家資格者による施術を提供する小規模院として、ネット検索で見つけてもらい、予約まで進んでもらう導線づくりに取り組んだ。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 開業・集客初期の院では、ホームページを作っただけでは予約数が伸びないことが多い。検索順位、口コミ、予約導線、メニューの見せ方が弱いと、閲覧はされても予約に結びつかない。また、割引目当ての一回限り顧客が多いと、広告費はかかるのにLTVが低くなり、収益改善につながらない。G社の課題は、新規予約を増やしながら、再予約につながる顧客を獲得することだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 予約管理システムと予約サイト掲載を導入し、SEOに強い外部導線を活用した。導入直後は割引目的の遠方客が多く、再予約につながりにくい時期もあったが、運営方針の変化により、次回予約につながる顧客が増えた。成功のポイントは、単に新規数を追うのではなく、予約の質と再予約可能性を見た点である。ネット予約は、予約数を増やす一方で、ブッキングや受付業務の負担も増えるため、予約枠設計と受付オペレーションの整備がセットで必要になる。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典では、EPARK経由で初診・再予約を含め月間40名以上の予約が入っていると紹介されている。定性的には、ネット予約により新規予約と久しぶりの来院が増え、予約の安定化に寄与した。一方で、予約件数増加に伴うブッキングや受付業務の負担も発生しているため、今後は予約枠の標準化、キャンセル対応、顧客管理の整備によって工数削減を進めたい。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 未活用。出典上、補助金活用の記載は確認できない。類似施策を行う場合は、デジタル化・AI導入補助金で予約管理・顧客管理ツール、小規模事業者持続化補助金でWeb集客強化に活用余地がある。 |
| 8. リンク先(出典) | https://epark-sekkotsu-shinkyu.jp/case_11 |
東京の鍼灸整骨院:営業時間外予約と自費メニュー訴求で新患を増やした例
| 1. 会社名・個人事業主名 | H社 |
| 2. 切り口 | ITツール活用(集客、広告宣伝)、ITツール活用(業務効率化、自動化)、商品ミックス/メニューエンジニアリング、接客・サービス、データ活用 |
| 3. 会社概要 | 東京都世田谷区の鍼灸整骨院。複数スタッフが所属し、地域の新患獲得と自費メニューの予約促進を課題としていた。予約サイトとオンライン予約を導入し、営業時間外にも予約を受け付けられる体制を整備した。紙の受付表を併用していたため、予約管理の完全なデジタル化には課題を残しつつも、集客面では一定の成果が出た事例である。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 複数スタッフがいる院では、新患数が安定しないとスタッフの稼働率が下がり、固定費負担が重くなる。また、自費メニューを予約する顧客を増やすには、症状別の訴求、メニュー説明、予約導線が必要になる。電話予約だけでは、営業終了後や通勤時間帯に予約したい顧客を取りこぼしやすい。H社の課題は、地域認知を高めながら、営業時間外の予約機会を逃さず、自費メニューの稼働率を高めることだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 予約サイト掲載とオンライン予約を活用し、営業時間外でも予約が入る導線を作った。成功のポイントは、単なる予約受付ではなく、地域検索での認知向上、自費メニューの見せ方、スタッフの稼働機会の確保に結びつけたことにある。EPARKページが地域検索で見つかることで、施設名や場所の認知も進み、来院前の不安が下がる。さらに、予約メールをスマホで確認する運用により、現場の即応性も高めた。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典では、緊急事態宣言以降、月間11〜30件の新規予約が入っていると紹介されている。定性的には、営業時間外予約と地域認知の向上により、新患獲得の入口が増えた。今後は、紙の受付表と予約システムの二重管理を解消し、事務工数▲20〜50%、予約ミス削減、スタッフ別稼働率+5〜15ptを目標にするとよい。自費メニューの複数選択やオプション提案も、平均単価改善に効く。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 未活用。出典上、補助金活用の記載は確認できない。類似施策を行う場合は、デジタル化・AI導入補助金で予約・顧客管理ツール、小規模事業者持続化補助金で集客ページや広告制作に活用余地がある。 |
| 8. リンク先(出典) | https://epark-sekkotsu-shinkyu.jp/case_5 |
補足・参考情報
関連補助金
- ・小規模事業者持続化補助金
販路開拓や業務効率化に使いやすく、鍼灸院ではホームページ、LP、チラシ、看板、予約導線、広告宣伝などに活用余地があります。中小企業庁は、同補助金を「経営計画に基づく販路開拓等の取組」を支援する制度と説明しています。
URL:https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/jizoku/
- ・デジタル化・AI導入補助金2026
予約管理、顧客管理、会計、電子カルテ、LINE連携、AI問診など、鍼灸院の予約DX・省力化に活用余地があります。公式サイトでは、中小企業・小規模事業者向けのデジタル化・AI導入支援事業として案内されています。
URL:https://it-shien.smrj.go.jp/
- ・ものづくり補助金
新しい施術サービス、特殊機器の導入、業務プロセス改善など、革新的なサービス開発や生産性向上に該当する場合に検討余地があります。公式サイトでは、23次締切の公募要領掲載や電子申請開始などの情報が掲載されています。
URL:https://portal.monodukuri-hojo.jp/
- ・事業再構築補助金
鍼灸院が美容鍼、フェムケア、健康経営、物販、EC、トレーニング、セルフケアなど新分野に進出する場合に検討余地があります。
URL:https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
- ・東京都中小企業振興公社の助成金
東京都内の院では、創業助成、販路開拓、設備導入、商店街関連施策などを確認したい領域です。補助金リスト上でも、東京都中小企業振興公社の助成金は対象候補として整理されています。
URL:https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/index.html
DX参考サイト
- ・EPARK接骨・鍼灸
予約サイト掲載、予約管理、顧客管理、集客導線の参考になります。鍼灸院・整骨院の導入事例が複数掲載されています。
URL:https://epark-sekkotsu-shinkyu.jp/allcategory
- ・デジタル化・AI導入補助金2026 ITツール検索
接骨院・鍼灸院向けのネット予約・顧客管理クラウドシステムも登録ツールとして確認できます。
URL:https://it-shien.smrj.go.jp/search/tooldetail/?it_tool_numbering=DL07-0009729
- ・Googleビジネスプロフィール
地域検索、口コミ、写真、営業時間、予約導線の整備に必須。鍼灸院の「近くの鍼灸院」「症状名+地域」検索対策と相性がよい。
URL:https://www.google.com/business/
- ・LINE公式アカウント
再来院促進、予約リマインド、キャンセル枠告知、回数券・自費メニュー案内に活用しやすい。
URL:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/
- ・STORES 予約
小規模院のネット予約、スタッフ別予約、メニュー別予約、回数券運用の参考になります。
URL:https://stores.jp/reserve
支援機関
- ・商工会議所・商工会
小規模事業者持続化補助金では、事業支援計画書の作成依頼が必要になります。第19回公募ページでも、様式4の交付に時間を要する場合があるため余裕を持つよう案内されています。
URL:https://www.jizokukanb.com/jizokuka_r6h/shinsei.html
- ・中小企業庁 ミラサポplus
補助金・支援制度の入口として確認しやすいサイトです。
URL:https://mirasapo-plus.go.jp/subsidy/
- ・東京都中小企業振興公社
東京都内の鍼灸院が、創業・販路開拓・設備投資・商店街関連の助成金を確認する際の支援機関。
URL:https://www.tokyo-kosha.or.jp/
- ・神奈川県よろず支援拠点
神奈川県内の院が、集客、資金繰り、補助金、IT導入の相談をする際の候補。
URL:https://yorozu.smrj.go.jp/base/kanagawa/
- ・千葉県よろず支援拠点
千葉県内の院が、創業期の集客、事業計画、補助金活用、DX導入を相談する際の候補。
URL:https://yorozu.smrj.go.jp/base/chiba/
