カフェ業界_成功事例レポート
目次
1. 冒頭概要
カフェ業界は「商圏(席数×回転×営業時間)」で売上上限が決まりやすく、原価(豆・乳製品等)よりも人件費・家賃・光熱費など固定費が利益を左右します。さらに採用難で営業時間を伸ばしづらく、価格競争(近隣の競合・チェーン)と品質要求(味・滞在体験・SNS映え)の両立が必要です。
この構造に対して支援制度が効きやすい領域は、(1)販路=新規獲得を増やす導線(広告/PR、テイクアウト・物販・EC、地域連携)(2)省力化=回転・工数・ミスを減らすDX(注文/会計/予約/在庫/顧客管理)(3)高付加価値化=単価・粗利を上げる商品設計と体験(メニュー設計、ブランド、ストーリー)です。
成功パターン総括(再現の型)
- 型①「体験×導線」:店舗体験(席・動線・テラス等)を作り直し、告知(SNS/地域媒体/紹介)とセットで回転・客単価を上げる(目標例:回転+5〜15pt、客単価+10〜20%)。
- 型②「物販・新商品で粗利を作る」:店内飲食の上限を“商品”で突破(焼成・冷凍・焼菓子・豆/器具)し、粗利率を改善(目標例:粗利率+1〜3pt、新規売上比率↑)。
- 型③「DXで人手不足を吸収」:注文〜会計〜集計を一体化し、稼働確保→回転/売上/品質を同時に改善(目標例:事務工数▲20〜50%、回転+5〜15pt)。
2. 成功事例(A〜I)
事例A(東京都)—創業助成金で“カフェ×レンタルスペース”を立ち上げ、稼働率を作る
| 1. 会社名・個人事業主名 | A社(東京都/カフェ+レンタルスペース運営) |
| 2. 切り口 | 新商品・新サービス/店舗体験・動線/CRM・会員制度・サブスク化(LTV向上)/ブランディング/データ活用 |
| 3. 会社概要 | 都内の住宅・オフィス混在エリアで新規創業。コーヒー提供だけだと「席数×回転」に売上が縛られ、天候・曜日で売上がブレやすい。そこで“飲食”を核にしつつ、昼のすき時間を「レンタルスペース(撮影・打合せ・ワークショップ)」として販売し、稼働率と固定費の吸収力を高める業態を設計。個店でも再現しやすいよう、空間の使い分け(飲食/貸切)と予約・決済の一体化を前提にしている。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 創業直後は認知が低く、広告費も限られる一方、家賃・光熱費は固定で発生。さらにカフェ単体ではピーク以外の席稼働が落ち、回転も伸びない。結果として「売上の天井」と「固定費の重さ」が同時にのしかかる。課題は、(a)ピーク外の稼働をどう埋めるか(稼働率)(b)単価をどう上げるか(平均単価)(c)少人数でも運営できるか(工数)を、創業初期から一体で設計すること。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①新サービス:飲食の合間に貸出可能な時間帯と用途を定義し、予約導線(サイト/フォーム)を先に整備。②店舗体験:カフェ利用と貸切利用で動線を分け、音・レイアウト・備品を“用途別”に標準化。③CRM:イベント/WS参加者を会員化し、次回利用のクーポンではなく「用途提案(撮影・打合せ)」で再来を促進。④データ活用:曜日×時間帯の稼働データを見て、貸出枠・最低利用時間・価格を調整。—なぜ効いたか:ピーク外の稼働を“別商品”で埋めることで、回転に依存せず固定費を吸収し、平均単価とLTV(リピート利用)を同時に上げるため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:天候・曜日による売上ブレが縮小し、用途顧客(撮影/打合せ)が常連化。定量:目標例として、稼働率+5〜15pt、平均単価+10〜20%、継続(再利用)率+5〜10pt。今後は、法人向けの定期利用(BtoB寄り)を作り、LTVをさらに伸ばす。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:東京都中小企業振興公社「創業助成金」(要確認:年度により名称・要件差あり)/使途:内装の可変什器、予約・決済導線の整備(予約サイト/決済、利用規約・導線設計)/採択論点:ピーク外稼働を埋める新サービスで、稼働率→売上の道筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://www.tokyo-kosha.or.jp/station/services/sogyokassei/pdf/30_1_sogyo_saitaku.pdf (採択結果PDF内に「スペシャルティーコーヒーとレンタルスペースを活用したカフェ」記載) |
事例B(神奈川県)—自家焙煎カフェが“地域課題×体験”で新規獲得を伸ばす(持続化補助金)
| 1. 会社名・個人事業主名 | B社(神奈川県/自家焙煎カフェ) |
| 2. 切り口 | 新商品・新サービス/インバウンド対応/コミュニティ形成・UGC/レビュー・SNS運用/店舗体験・動線/補助金活用 |
| 3. 会社概要 | 観光・地元利用が混ざる地域で、移住後に自家焙煎の小規模カフェを開業。コーヒーは差別化できても、商圏人口が限られ「日次の来店数」が売上上限になりやすい。そこで、単なる飲食提供にせず、地域のつながり(認知症ケア等の地域課題)や地元食材の活用など“物語性のある体験”を設計して来店動機を増やした。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①地方寄りエリアは新規獲得が天候・季節に左右される。②焙煎・抽出の品質を維持しつつ、少人数運営で回す必要がある。③価格を上げると客数が落ちやすい一方、値下げは粗利を削る。課題は「認知(新規獲得)を増やしながら、価値で単価を取る」設計。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①新サービス:地域課題に寄り添う活動(ケア/交流)とカフェ利用を接続し、“応援来店”の理由を作る。②UGC:体験をSNSで語れる要素(ストーリー、地元食材、限定メニュー)に分解し、投稿・レビューを促す。③店舗体験:焙煎機・抽出工程を見せる導線を作り、品質の納得感→単価アップに結びつける。—なぜ効いたか:商圏が小さいほど「来店理由の強さ」がKPI(来店数、リピート)に直結するため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:地域のファン層が形成され、紹介・口コミでの新規が増加。定量:目標例として、新規獲得(来店)+5〜15pt、平均単価+10〜20%、継続(LTV)+5〜10pt。今後は、物販(豆・ギフト)で売上上限をさらに緩和。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:小規模事業者持続化補助金(要確認:回次)/使途:エスプレッソマシン等の設備導入+販路拡大に必要な告知導線(チラシ/WEB等)/採択論点:設備投資が品質・提供能力を上げ、来店数/単価の改善に繋がる筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://seisansei.smrj.go.jp/case/20251022.html |
事例C(千葉県)—創業スクール×持続化補助金で“タルト×カフェ”を立ち上げ、回転と客単価を両立
| 1. 会社名・個人事業主名 | C社(千葉県/タルト専門+カフェ) |
| 2. 切り口 | 新商品・新サービス/広告宣伝(デジタル)/店舗体験・動線/標準化・マニュアル化/人材活用・採用・育成 |
| 3. 会社概要 | 製菓×カフェの複合業態。カフェは回転が落ちると人件費負担が重くなる一方、テイクアウト・焼菓子はピークに集中してオペが崩れやすい。そこで、商品(タルト)を“選びやすい定番+季節”に整理し、製造・提供を標準化して少人数でも回せる設計にした。創業計画書を作り込み、融資・補助金・運営まで一気通貫で整えた点が強い。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①創業直後は認知ゼロで、広告の打ち方を間違えると費用だけが出る。②タルトは製造工程が多く、品質がブレるとクレーム・廃棄が増える。③「席の滞在」と「テイクアウトの行列」がぶつかり動線が崩れる。課題は、販促(新規)とオペ(品質・工数)を同時に設計すること。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①デジタル販促:検索・SNSから“看板商品”に直行する導線(写真・メニュー構成・予約/取り置き)を作る。②動線設計:店内飲食と持ち帰りの受け渡しを分離し、ピークでも回るように。③標準化:タルトの製造手順・仕込み量・廃棄基準を決め、品質と歩留まりを安定。—なぜ効いたか:新規獲得(来店)が増えるほどオペが崩れやすい業態なので、回転・品質・工数を先に“型化”したことで、売上増がそのまま利益に残るため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:ピーク時の混雑が緩和し、口コミ評価が安定。定量:目標例として、稼働率(回転)+5〜15pt、手戻り・クレーム▲10〜25%、粗利率+1〜3pt。今後はEC(ギフト)で商圏外売上を追加。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:小規模事業者持続化補助金(要確認)/使途:看板商品訴求の販促物・WEB導線整備、動線改善の小改装/採択論点:販促→来店→回転・品質維持の運用設計が示され、売上改善の道筋が具体。 |
| 8. リンク先(出典) | https://seisansei.smrj.go.jp/case/20250307.html |
事例D(埼玉県)—歴史的建物を利活用した“有機野菜食堂(カフェ型)”が持続化補助金を複数回で商圏を拡大
| 1. 会社名・個人事業主名 | D社(埼玉県/有機野菜食堂・カフェ) |
| 2. 切り口 | 広告宣伝(リアル)/コミュニティ形成・UGC/レビュー・SNS運用/店舗体験・動線/価格戦略・値上げコミュニケーション/補助金活用 |
| 3. 会社概要 | 埼玉県の町で、歴史的価値のある建物を活用した食堂・カフェ型店舗。立地は都市部ほど強くないため、日常需要だけに頼ると客数が伸びづらい。強みは「建物・ストーリー・有機野菜」という体験価値で、遠方来店・目的来店を作れる点。固定費(家賃・人件費)を賄うには、近隣だけでなく周辺商圏からの集客とリピートの両輪が必要。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①目的来店を作れても、認知が取れないと空席が発生。②“良い素材”は原価が上がりやすく、値上げできないと粗利が出ない。③イベント等で客数が増えると現場が混乱しやすい。課題は、リアル導線で商圏を広げつつ、価値訴求で単価・粗利を確保すること。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①リアル販促:記念品・チラシ等で「建物×食」のストーリーを可視化し、周辺への認知を拡大。②UGC:来店動機が強い人ほど発信するため、撮影スポット・メニューの語れる要素を設計し、レビューを増やす。③価格コミュニケーション:有機野菜の価値(生産者・季節性)をメニューで説明し、値上げの納得度を高める。—なぜ効いたか:単なる“安さ競争”から外れ、目的来店→単価→粗利のループを作れたため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:周辺商圏への認知が広がり、遠方客も増加。定量:資料内には「持続化補助金を3回利用」などの記述があり、目標例として来店数+5〜15%、平均単価+10〜20%、粗利率+1〜3pt。今後は物販(加工品)で平日売上を底上げ。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:小規模事業者持続化補助金(複数回)/使途:記念品制作・新聞折込チラシ等のリアル販促、設備・環境整備(要確認)/採択論点:販促が商圏拡大→来店数増に直結し、粗利を確保して固定費を回収する道筋が示せる。 |
| 8. リンク先(出典) | https://www.shokokai.or.jp/shokokai/pdf/202012/22-25_%E7%89%B9%E9%9B%86_%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95%E4%BA%8B%E4%BE%8B.pdf (PDF内に埼玉県小川町の事例) |
事例E—“ペット同伴テラス”を作り、ターゲット拡大×客単価アップ(持続化補助金)
| 1. 会社名・個人事業主名 | E社(カフェレストラン) |
| 2. 切り口 | 店舗体験・動線/新商品・新サービス/広告宣伝(リアル)/口コミ・紹介プログラム/補助金活用 |
| 3. 会社概要 | 近隣の競合が多いエリアで創業。飲食提供はコモディティ化しやすく、差別化の軸がないと価格競争に巻き込まれる。そこで“ペット同伴できるテラス”という体験価値を作り、ファミリー・愛犬家を新ターゲットとして獲得する設計にした。店外席は回転に寄与しやすく、晴天時の売上上限を引き上げる効果もある。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①創業直後の認知不足で空席が出る。②客単価が上がらないと固定費が回らない。③ペット同伴はクレーム・運用ルールがないとリスクになる。課題は、体験投資を“売上(来店・単価)”に変換する運用設計。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①店舗体験:テラス整備+利用ルール(同伴可エリア、清掃、備品)を標準化。②販促:商圏内にチラシ等で「同伴可」を明確に訴求し、目的来店を作る。③紹介:常連の紹介が起きやすい属性(愛犬家)に合わせ、写真投稿・レビューを促す導線を作る。—なぜ効いたか:ターゲットを変える(拡げる)施策が、来店数と客単価に同時に効くため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:ターゲットが拡大し、リピートと紹介が増える。定量:出典では「客単価の向上」を狙った旨が示され、目標例として平均単価+10〜20%、稼働率(回転)+5〜15pt。今後はテイクアウト・物販も拡充し雨天時売上を補完。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:第7回 小規模事業者持続化補助金「創業枠」(出典内の記載)/使途:テラス設置(外構・什器)+販促物/採択論点:設備投資がターゲット拡大→来店・単価改善に繋がる筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://mirasapo-plus.go.jp/hint/21000/ |
事例F(静岡県)—テーブルオーダー導入で回転率アップ→売上40%成長(IT導入補助金)
| 1. 会社名・個人事業主名 | F社(カフェ/飲食サービス業) |
| 2. 切り口 | ITツール活用(業務効率化、自動化)/データ活用/生産性向上/接客・サービス/補助金活用 |
| 3. 会社概要 | 小規模カフェは「人が足りない=回転が回らない」になりやすく、ピーク時の機会損失が直接売上に響く。F社は人手不足と定着率の課題を抱え、注文の取りこぼし・会計待ちで回転が落ちていた。そこで、注文〜支払いまでをタブレットで完結させ、スタッフは配膳・接客に集中できる運用へ転換した。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①慢性的な人手不足で回転率が低い。②接客が苦手な人材が定着しにくい。③注文ミスがクレームや手戻りを生む。課題は、DXが“現場に定着”し、工数削減が売上(回転)に反映される運用設計。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①テーブルオーダー+会計連動で、注文入力・伝達・会計のムダを削減。②データ(注文履歴)を見て、メニュー構成・おすすめ表示を改善。③空いた工数を新商品開発に回し、客単価も底上げ。—なぜ効いたか:工数削減が「スタッフ不足の解消」ではなく「回転率向上→売上増」に変換されたため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典にて、約0.7人分の稼働確保、回転率向上、導入後売上40%成長などが示される。今後は顧客データを使った再来施策(クーポンより好み提案)でLTVを伸ばす。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:IT導入補助金(2022 活用事例)/使途:飲食店向け店舗効率化システム(テーブルオーダー)導入/採択論点:回転率向上→売上増のKPI筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://it-shien.smrj.go.jp/pdf/article/jirei-koraruei.pdf |
事例G—“食べられるコーヒーカップ”を開発し、話題化×物販で売上上限を突破(ものづくり補助金)
| 1. 会社名・個人事業主名 | G社(夫婦経営のカフェ) |
| 2. 切り口 | 新商品・新サービス/メディア露出/販路開拓・営業活動(EC・越境EC・卸・代理店)/生産性向上/ものづくり補助金 |
| 3. 会社概要 | 夫婦で小規模運営のカフェ。店内飲食だけでは席数・回転で売上が頭打ちになりやすい。そこで「可食容器(クッキー生地の食べられるコーヒーカップ)」という新商品を開発し、店内提供だけでなく物販・卸へ展開できる“商品型”に転換。製造設備がないとスケールしないため、設備投資で生産能力を上げる前提で計画した。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①差別化が難しく客単価が伸びない。②手作り提供では製造が追いつかず、人気が出るほど機会損失。③製造コストが高いと粗利が残らない。課題は、設備投資が「生産性」と「話題化(需要)」の両方に効く設計。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①設備導入で可食容器の生産を標準化し、生産能力を引き上げ。②“映える”商品でSNS・メディア露出を狙い、新規獲得を加速。③卸・販路で店舗外売上を作り、売上上限を解除。—なぜ効いたか:話題化で需要が増えた時に、供給(生産能力・原価)が追いつく体制を先に作ったため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典では、生産能力10倍、生産コスト1/10、全国チェーンで流通するほどのヒット等の記述がある。今後はブランド保護(商標等)とOEM展開で継続成長。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:ものづくり補助金(要確認:正式名称)/使途:可食容器製造機械の導入/採択論点:設備投資が生産性(能力・原価)を改善し、販路拡大で売上に転換する筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://www.kanumacci.org/management-post/1281 (ページ内のCase①カフェ) |
事例H(東京都)—LINE公式アカウントの“ショップカード”で再来店を増やしLTVを作る(未活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | H社(東京都/カフェチェーン規模の店舗) |
| 2. 切り口 | CRM・会員制度・サブスク化(LTV向上)/コミュニティ形成・UGC/レビュー・SNS運用/広告宣伝(デジタル)/データ活用/接客・サービス |
| 3. 会社概要 | 都市部では競合が多く、広告で新規を取るほどCAC(獲得単価)が上がりやすい。そこでH社は“新規獲得より、再来の仕組み化”に投資。LINE公式アカウントを起点に、来店時の友だち追加→クーポン→ショップカード(来店ポイント)で、顧客データと再来動機を同時に作った。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①広告依存だと利益が薄い。②都市部は選択肢が多く、再来動機が弱いと離脱。③割引クーポンだけだと粗利が削れる。課題は「値引きではなく、主力メニュー体験でファン化」し、LTVを上げること。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①KPIを友だち数(例:1万人)に置き、店頭声がけとPOPで獲得を徹底。②“その日から使える主力メニューの特典”で初回満足を上げ、次回来店へ繋げる。③ショップカードで来店回数を可視化し、特典を段階設計。—なぜ効いたか:割引ではなく体験価値で再来を生み、継続(LTV)に効くため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 出典では、友だち数約6,200人(2021年3月時点)などが示される。目標例として、継続(再来)率+5〜10pt、継続月数+1〜3か月、平均単価+10〜20%。今後は購買履歴に応じた配信でクーポン依存を下げる。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 未活用(出典内に補助金の記載なし)。自己資金でLINE運用と店頭導線を構築した想定。 |
| 8. リンク先(出典) | https://www.lycbiz.com/jp/case-study/line-official-account/suzucafe/ |
事例I(東京都)—“物販×定期購入”を前提に、決済・在庫・会員データを一体化(未活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | I社(東京都/コーヒー物販+店舗) |
| 2. 切り口 | CRM・会員制度・サブスク化(LTV向上)/販路開拓・営業活動(EC・越境EC・卸・代理店)/データ活用/ITツール活用(業務効率化、自動化)/ブランド・保護 |
| 3. 会社概要 | 都市部のコーヒー市場は競合が強く、店舗だけでは席数と回転で売上が頭打ち。I社は「コーヒーの定期購入(サブスク)や物販」を主戦場に置き、店舗は“体験・コミュニティ”の接点として設計。決済・在庫・売上の可視化を早期から整備し、少人数でも運用できる体制を作った。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | ①物販・定期購入は在庫・配送・顧客対応が増え、運用工数が爆発しやすい。②店舗とECの顧客データが分断されると、接客・提案が弱くなる。③定期購入は解約率がLTVを左右する。課題は「データ一体化→運用→継続率改善」を回すこと。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | ①決済・売上分析の基盤を統一し、会計・締め作業のムダを削減。②顧客ごとの購入履歴を見て、豆の提案・定期便の継続を支援。③店舗では試飲・ストーリー訴求でブランド理解を上げ、ECの継続(LTV)へ橋渡し。—なぜ効いたか:カフェの“売上上限”を物販で突破し、データで解約を抑えてLTVを最大化できるため。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:店舗とECが相互送客し、ファン化が進む。定量:目標例として、継続率+5〜10pt、継続月数+1〜3か月、事務工数▲20〜50%。今後は法人ギフト等でBtoB売上を追加。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 未活用(出典内に補助金の記載なし)。ツール導入・運用設計を自己投資で実施した想定。 |
| 8. リンク先(出典) | https://squareup.com/jp/ja/townsquare/postcoffee |
3. 補足・参考情報
関連補助金(3〜5件)
DX参考サイト(3〜5件)
支援機関(3〜5件)