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歴史と地名の由来
地名の由来:富ヶ谷は、かつての代々木村に属する谷地形の集落から発展した地域で、「豊かな谷」あるいは「富士山を望む谷」に由来するとされます。
歴史的背景:明治期以降に宅地化が進み、戦後は代々木公園の整備とともに低層住宅地と商業が混在する落ち着いた街並みが形成。1960年代以降は文化人・クリエイターが住まうエリアとしても知られ、近年は感度の高い小規模店が集積しています。
文化財・建造物:周辺の代々木八幡宮(代々木5-1-1)は平安期の起源を伝える古社で、富ヶ谷の氏子・商店会とも結びつきが強い存在です。
名所・観光スポット
- 代々木深町小公園(富ヶ谷1-54-1):代々木公園B地区に隣接。小さな池と緑が点在し、親子で過ごしやすい近隣公園。
- 富ヶ谷三本杉公園(富ヶ谷2-2-13):坂の途中にある憩いの場。春の花壇が美しく、ベンチで小休止に最適。
- TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK(富ヶ谷1-15-2):公園至近のブティックホテル。1Fのレストランやテラスは街のランドマーク的存在。
- 東海大学通り(富ヶ谷2丁目一帯):緩やかな坂道沿いに個性的な店が点在する散策路。
祭り・イベント
- 代々木八幡宮 例大祭(代々木5-1-1/毎年9月):富ヶ谷一帯の商店会・町会が神輿・山車で参加する地域最大の祭礼。
- 商店会主催の縁日・スタンプラリー(富ヶ谷1〜2丁目各商店会):季節ごとに実施され、親子参加型の催しが多い。
- 代々木公園周辺の季節イベント:ランニング大会、フリーマーケット、クラフト市など、公園を核に多彩な催しが開催。
商店街・有名店舗
【商店街】
- 東海大学通り商店会(富ヶ谷2-17-13):緩やかな坂道沿いに個性派の専門店と日常使いの店が並ぶ、住宅街密着型の商店会。
- 富ヶ谷商盛会(富ヶ谷2-18-18):山手通り〜三本杉通り周辺をカバー。生活利便施設と専門店が混在。
- 代々木八幡商店会(富ヶ谷1-52-1 KNビル1F):駅前から参道周辺に広がるエリア。祭礼参加や季節催事が盛ん。
- 富ヶ谷一丁目通り商店会(富ヶ谷1-44-16):代々木公園駅北側の路地に新旧の店舗が共存する、散歩が楽しい通り。
【代表的な小売業・サービス業の店舗】
- PLANT by edenworks(富ヶ谷1-37-2):ドライフラワーとボタニカルの世界観で知られる人気のフラワーショップ兼ギャラリー。
- 花市場 富ヶ谷店(富ヶ谷2-27-3):季節の切り花・鉢物が充実。地元の贈答・日常需要を支える老舗花店。
- LOST AND FOUND TOKYO STORE(富ヶ谷1-15-12):NIKKOのショールームを併設するライフスタイルショップ。器や道具の選定で定評。
- サイクルショップSBC 富ヶ谷店(富ヶ谷2-44-12):街乗りからスポーツバイクまで対応する地域密着の自転車店。
グルメと食文化
- PATH(富ヶ谷1-44-2 A-FLAT 1F):名物ダッチパンケーキと自然派ワインで全国からファンが訪れるビストロ。
- FUGLEN TOKYO(富ヶ谷1-16-11 1F):オスロ発のスペシャルティコーヒー&バー。北欧デザイン空間も魅力。
- MUGE(富ヶ谷1-9-20 リンデン代々木公園1F):旬の魚介と一品料理が評判のカウンター割烹。夜の使い勝手が良い。
- 岩手食材と地酒 千真野(富ヶ谷1-51-12 代々木公園ハウスB1F):岩手の食材と日本酒に特化した名店。大人の隠れ家。
- 焼肉ぽんがLA 代々木八幡(富ヶ谷1-51-12 小塚ビル1F):厚切りの名物肉と上質なサイドで人気の焼肉店。
- ナタ・デ・クリスチアノ(富ヶ谷1-14-16 スタンフォードコート103):本場仕込みのエッグタルトは手土産の定番。
住環境とくらし
- 街の雰囲気:代々木公園の緑を背景に低層住宅と小規模商店が調和。散歩・自転車移動がしやすく、朝夕は犬の散歩やランニングの姿が目立ちます。
- 教育:渋谷区立富谷小学校(富ヶ谷2-19-1)が通学拠点。周辺には保育施設・学童も点在。中学校区は渋谷区の指定に従います。
- 医療:内科・小児科・歯科などのクリニックが点在。広域では日本赤十字社医療センター(広尾)などの基幹病院が利用圏。
- 公園・緑:代々木深町小公園、富ヶ谷三本杉公園のほか、代々木公園B地区が生活圏。四季の自然が身近です。
不動産と都市計画
- 【地価・売買相場(概況)】
- 基準地価平均(2025年):約177万円/m²(坪約585万円)。商業寄りの1丁目駅近で高め、2丁目住宅地で相対的に緩やか。
- 【賃料相場(概況)】
- ワンルーム〜1Kでおおむね12〜14万円前後、1LDKで20〜26万円台、2LDKで30万円台、3LDKで60万円前後の水準が目安。
- 【用途地域】
- 井の頭通り・山手通り沿いは近隣商業地域、周辺は第一種または第二種中高層住居専用地域、2丁目北西部などに第一種低層住居専用地域が広がる構成。詳細は都市計画図の最新指定を参照。
- 【近年の開発トピック】
- TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK(富ヶ谷1-15-2)が開業し、界隈のにぎわい創出に寄与。2024年築の賃貸レジデンス「オーキッドレジデンス渋谷富ヶ谷」(富ヶ谷2-14-3)など、中規模の住宅開発が継続。
防災・ハザード情報
- 想定浸水・土砂災害:渋谷区ハザードマップで最新の想定区域を確認。丘陵地で大規模浸水想定は限定的だが、急傾斜地や崖沿いは注意。
- 一時集合/避難所:渋谷区立富谷小学校(富ヶ谷2-19-1)ほか。広域避難場所は代々木公園(代々木神園町2-1)等が指定。
- 地域の取り組み:各商店会・町会が防災訓練や見守り活動を実施。家具固定・非常用水の備蓄など在宅備えを推奨。
コミュニティ・たまり場
- 富ヶ谷町会:清掃・防災・祭礼の連携拠点。ホームページで掲示板・回覧を公開。
- 神園会(富ヶ谷一丁目通りの睦会):祭礼時の神輿運行や地域行事を担い、商店会と連携。
- カフェや公園のベンチが日常のたまり場として機能。朝のコーヒースタンド、夕方の小公園など時間帯で顔が変わります。
来街者の楽しみ方
- 散歩コース(約60〜90分):代々木公園駅 → 富ヶ谷一丁目通り → 代々木深町小公園 → 東海大学通り → TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK → 富ヶ谷三本杉公園。途中でカフェ休憩を挟みつつ路地裏の店を巡るのがおすすめ。
- ジョギング:代々木公園B地区の周回コースと富ヶ谷の緩やかな坂を組み合わせて5〜7kmが取りやすい。
- 写真映え:東海大学通りの並木、TRUNK(HOTEL)の外観、夕暮れの三本杉公園など。
企業活動
- 株式会社イッセイミヤケ 本社(富ヶ谷1-12-10):世界的ファッションブランドの本社。デザイン関連の雇用・集客に寄与。
- ザ・パック株式会社 東京本社ビル(富ヶ谷2-8-4):老舗パッケージメーカーの東京拠点。広報・営業機能が集約。
- 株式会社 明治アドエージェンシー 本社(富ヶ谷1-5-1):食品大手グループの広告・販促を担う中核会社。
- 81プロデュース 本社(富ヶ谷1-32-12):声優マネジメント大手。クリエイティブ産業の集積を象徴。
- EDIH富ヶ谷ビル(富ヶ谷1-43-2):オフィスフロアを備える基準階ビル。周辺の中小オフィス需要を吸収。
- 富ヶ谷オフィスビル(富ヶ谷2-8-3):山手通り沿いのオフィス棟。道路アクセス良好。
