グラフィックデザイン・WEBデザイン業界_成功事例レポート
目次
1. 冒頭概要
- 本業界は「稼働(制作・ディレクション工数)=売上」に近く、売上上限が人員と稼働率で決まりやすい。固定費は人件費・外注費・制作ツール費が中心で、採用難と属人化が生産性を押し下げる。
- 競争は“安さ”ではなく「成果KPIに直結する提案力」「運用の仕組み」「手戻り削減の品質管理」に移行している。
- 補助金は、販路(LP・動画・広告導線)/省力化(見積・請求・進行・素材管理)/高付加価値化(パッケージ化・特化・サブスク)に接続すると効きやすい。
- 成功パターンは①提案の型化で成約率↑②運用商品化でLTV↑③制作DXで工数↓・稼働率↑の3点に集約される。
2. 成功事例(A〜H:8件)
A社(東京都|WEB制作・デザイン|補助金活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | A社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)提案のパッケージ化/LP最適化/動画活用/紹介・パートナー連携/制作プロセス標準化 |
| 3. 会社概要 | 東京の中小WEB制作会社。BtoBでコーポレートサイト、採用サイト、LP、営業資料デザインを受託。少人数で提案〜制作〜進行管理まで担い、案件の波が大きい。紹介中心で一定の受注はあるが、繁忙期は修正対応・外注費で粗利が低下し、閑散期は稼働が空く課題を抱える。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 業界構造として「提案工数・制作工数が増えるほど売上は立つが、同時に粗利が溶ける」問題がある。A社は初回提案が担当者依存で、提案書・見積の作成に時間がかかり、リードから受注までが長期化。さらに納品が“制作物”で終わると単発化し、LTVが積み上がらない。競合比較では実績の見せ方や価格で相見積に負け、値引き圧力も強い。そこで「採用・問い合わせ等のKPI改善」を前面に出し、提案の標準化と単価・LTVの引上げを同時に実現するモデルへの転換に挑んだ。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | まず“受注を決める要因”を見た目ではなく「誰に・何を・どう行動させるか(CV導線)」で定義し直し、目的別(採用/問い合わせ/資料請求)に提案テンプレを整備。次に「採用サイト改善パッケージ(要件定義→撮影/動画→LP→応募導線→計測)」として商品化し、見積を比較可能な構成にした。運用面では無料の短時間診断(離脱・訴求・導線)を導入し、診断レポートを提案書骨子に転用して提案工数を圧縮。制作物は広告/SNSへ二次利用できる仕様で設計し、顧客側の効果検証に接続した。結果として「提案の説得力↑→受注率↑」「パッケージ化→単価↑」「運用同梱→LTV↑」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:提案品質のばらつきが減り、価格勝負から脱しやすくなった。制作単発より運用・改善の相談が増え、稼働が平準化。定量(目標例):成約(受注)率 +5〜15pt、平均単価 +10〜20%、稼働率 +5〜15pt。今後は業種別テンプレ(建設、士業、医療など)を増やし、採用支援/広告代理店との共同提案でリード獲得を拡大する。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:小規模事業者持続化補助金(一般型)/使途:採用LP制作+動画撮影編集+広告用クリエイティブ制作/採択の論点:応募・商談などのKPIを導線設計と計測で改善し、売上増へつなげる道筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://r1.jizokukahojokin.info/saitaku/doc/r1i_5_kanto.pdf |
B社(東京都|グラフィックデザイン|補助金活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | B社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)ブランディング再設計/実績の見せ方改善/専門特化/見積のルール化/手戻り削減 |
| 3. 会社概要 | 東京のデザイン事務所。BtoBで企画提案資料、販促ツール、ブランド周りの制作を受託。紹介案件が中心で、Web経由の指名獲得が弱い。案件ごとに要望が膨らみやすく、修正回数・追加対応が利益を圧迫しやすい体質だった。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 「価値が伝わらないと“作業代”に見られる」という業界の典型課題に直面。B社は対面紹介では評価される一方、Web上では強みが伝わらず、相見積で価格競争に巻き込まれた。受注後も仕様追加や修正が増えるほど工数が膨張し、粗利が削られる。さらに、案件が単発化しやすくLTVが伸びない。挑戦は、強み(専門性・成果への貢献)を“事例とプロセス”として可視化し、問い合わせ段階で要件を整理して、受注後の手戻りを抑えながら単価を上げることだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 自社サイトを単なる作品集ではなく「課題→提案→制作プロセス→納品後の使われ方」までを1事例として掲載し、BtoB顧客が重視する“導入後の現場”を見せた。問い合わせ導線は用途別フォームにして必要情報を最初から回収し、初回ヒアリングの時間と抜け漏れを削減。見積は「基本設計+修正回数上限+追加単価」を明示し、修正無制限による粗利毀損を防止。結果として「問い合わせの質↑→受注率↑」「見積の根拠明確化→単価↑」「修正ルール化→手戻り↓」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:問い合わせのミスマッチが減り、提案が通りやすくなった。追加要望のコントロールができ、粗利が安定。定量(目標例):成約(受注)率 +5〜15pt、平均単価 +10〜20%、手戻り工数 ▲10〜25%。今後は販促素材の定期提供(SNS素材/季節キャンペーン)を月額化し、LTVを積み上げる。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:小規模事業者持続化補助金(一般型)/使途:自社HP刷新+導線設計+事例コンテンツ制作/採択の論点:Web導線整備により問い合わせ→受注のKPI改善を実現する道筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://r1.jizokukahojokin.info/saitaku/doc/r1i_5_kanto.pdf |
C社(東京都|AI活用の新サービス|補助金活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | C社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)新サービス開発/AI活用/価格体系再設計/検証ループ(データ活用)/継続課金 |
| 3. 会社概要 | 東京の企画・デザイン会社。従来は受託でパッケージ/販促/ブランド設計を提供。受託中心では人月が売上上限になり、繁忙期は外注費・手戻りで粗利が低下するため、デザイン知見をAIを含む形でプロダクト化し、ストック収益へ転換する方針を取った。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 受託構造の課題は「人員比例でしか売上が増えない」「短納期・修正増で粗利がぶれる」。顧客側も検討の合意形成に時間がかかり、初期案出しが遅いほど追加案・再制作が発生し、双方のコストが増大する。結果、デザインが“高い”と判断されやすく価格競争が進む。挑戦は、初期検討フェーズ(方向性・案出し)をAIで支援し、意思決定の速度を上げつつ、デザイナー工数を“統合・監修・最終品質”に集中させ、単価と粗利を同時に上げるモデルを作ること。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 価値の源泉を「最終成果物」だけでなく「意思決定の早さ」「やり直し削減」に再定義。AIで方向性案を複数生成し、ブランド条件や訴求要素を入力できる形にして検討材料を早期提示。生成物は“そのまま納品”ではなく、顧客の合意形成を進めるための叩き台として使い、最終案は人が統合・監修する運用にした。料金は「AI利用料+監修/最終制作」の二階建てにして、単価を底上げしつつ継続課金(利用料)を確保。結果として「検討速度↑→受注率↑」「手戻り↓→工数↓→粗利↑」「利用料→LTV↑」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:初期案出しが速くなり、顧客の意思決定が前倒し。修正回数が減り、品質が安定。定量(目標例):手戻り工数 ▲10〜25%、平均単価 +10〜20%、継続月数 +1〜3か月。今後はカテゴリ別テンプレを拡充し、印刷会社/代理店との提携で導入を拡大する。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:東京都中小企業振興公社(市場開拓助成等)(要確認)/使途:AIプロトタイプ開発、展示会・営業資料、デモ環境整備/採択の論点:新サービスの市場開拓により受託依存から脱却し、再現性ある売上構造を作る。 |
| 8. リンク先(出典) | https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/ |
D社(神奈川県|地域連携×販促パッケージ|補助金活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | D社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)新サービス/地域連携/販促導線の一体設計/テンプレ化/校正・品質管理 |
| 3. 会社概要 | 神奈川県の印刷・デザイン系中小企業。地元の観光・宿泊、飲食、小売を中心に販促物を受託。単発案件が多く、季節需要で売上がぶれやすい。紙中心から、LP/予約導線/SNS素材まで含む“成果型販促パッケージ”へ転換を進めた。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 紙販促は比較されやすく、単価の上限が低い。校正戻し・仕様変更が多いと工数が膨らみ粗利が消える。さらに“紙を作って終わり”では効果が測れず、成果が見えないため単価が上がらない。地域事業者はデジタル発信が弱く、集客導線を作れないことも障害。挑戦は、紙+Web+SNSを一体化し、KPI(予約/問い合わせ)を追える形で提供して単価と継続取引を作ることだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | KPIを「予約/問い合わせ」に置き、QR/UTMで簡易計測できる設計に統一。季節キャンペーンを「企画→LP→チラシ→SNS素材→計測」のワンパッケージにし、テンプレ(紙面の型、LP構成、撮影カット)を整備。校正フローはチェックリスト化して差戻しを削減。地域連携として商工団体・観光協会等の枠組みで共同企画(周遊・特典)を組み、単独店では出せない訴求を作った。結果として「共同企画→新規リード↑」「テンプレ化→工数↓」「効果測定→単価↑」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:紙だけの発注から、キャンペーン運用まで含む相談が増えた。差戻しが減り納期が安定。定量(目標例):新規獲得(リード) +10〜30%、事務工数 ▲20〜50%、手戻り工数 ▲10〜25%。今後は年4回など定期キャンペーン化し、LTVを伸ばす。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:事業再構築補助金/使途:販促パッケージ新サービス立上げ(撮影機材・LP/計測導線整備 等)/採択の論点:受託印刷から成果型サービスへ転換し、KPIで売上改善を説明できる。 |
| 8. リンク先(出典) | https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/all12.pdf |
E社(千葉県|広告×AIで省力化|補助金活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | E社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)AI活用/制作標準化/品質管理/改善ループ設計/粗利率改善 |
| 3. 会社概要 | 千葉の広告・クリエイティブ制作会社。BtoBで販促企画、広告クリエイティブ、Web/LP、SNS素材制作を受託。短納期・多パターン制作が多く、検証が回らないと再制作が増え、工数増で粗利が落ちやすい。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | クリエイティブは「仮説→制作→配信→結果→改善」の反復が重要だが、中小案件では検証が薄く、効果が出ないと作り直し要求が起きる。担当者の経験依存で品質がぶれ、勝ちパターンが蓄積されず毎回ゼロから考えるため、提案工数も制作工数も膨張。挑戦は、AIを使って改善プロセスを仕組みにし、顧客KPI(問い合わせ/購入)と自社の工数・粗利を同時に改善することだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 訴求・見出し・CTA・画像を要素分解し、配信結果を要因整理して次の制作指示に落とす流れを標準化。AIを、訴求案の生成・分類、改善案の優先順位付け、レポート作成補助に使い、ディレクターの判断負荷を下げた。制作はテンプレ(構成・サイズ展開・校正ルール)を統一して品質を安定化。結果として「改善速度↑→成約率↑」「手戻り減→工数↓→粗利↑」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:提案の根拠が増え、顧客との合意形成が速くなった。再制作・やり直しが減少。定量(目標例):事務工数 ▲20〜50%、手戻り工数 ▲10〜25%、成約(受注)率 +5〜15pt。今後は業種別テンプレを整備し、月次改善をサブスク化してLTVを伸ばす。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:事業再構築補助金/使途:AIを用いた制作・検証支援の仕組み開発、運用体制整備/採択の論点:省力化と品質安定で顧客成果を改善し、受注増へつなげる。 |
| 8. リンク先(出典) | https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/all13.pdf |
F社(埼玉県|多業態転換(ドローン×制作)|補助金活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | F社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)新規事業/設備投資(機材)/提携(建設・設備)/パッケージ化/平均単価UP |
| 3. 会社概要 | 埼玉の広告・制作会社。従来はBtoB向けにパンフ・Web・動画などを受託。制作市場の競争激化で単価が上がりにくく、制作工数が売上上限になっていた。既存顧客の建設・設備ニーズに合わせ、ドローン撮影・点検・測量を新サービスとして立ち上げた。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 受託制作は価格比較されやすく、単価が頭打ちになりやすい。一方、建設・設備領域では老朽化点検や測量の需要が増えるが、人手不足で対応が追いつかない。F社は顧客接点があるにも関わらず“制作”に留まり、より単価の高い現場領域に入れていなかった。挑戦は、点検・測量の機能価値と、PR動画・Web掲載素材という広報価値を一体化し、単価と継続性(定期点検)を作ることだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 赤外線等の機材を導入し、点検・測量・空撮をメニュー化。既存顧客に「点検→報告書→Web掲載用素材→PR動画」までパッケージで提案し、比較されにくい構成にした。安全面・法令面の運用手順(飛行計画、チェックリスト、データ管理)を標準化して品質を担保。結果として「価値領域拡張→平均単価↑」「既存顧客活用→受注率↑」「定期点検→LTV↑」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:制作だけでなく“現場の課題解決”として相談されるようになり、受注の入口が拡大。値引き要求が減った。定量(目標例):平均単価 +10〜20%、成約(受注)率 +5〜15pt、継続月数 +1〜3か月。今後は定期点検契約+広報運用(月次)を組み合わせてLTV最大化を狙う。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 活用済:事業再構築補助金/使途:ドローン機材導入、点検・撮影・測量サービスの運用体制構築/採択の論点:新サービスで売上構造を転換し、KPI(受注・単価・継続)を改善する道筋が明確。 |
| 8. リンク先(出典) | https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/jyoho_tsushin_11.pdf |
G社(東京都|制作会社の業務改革|補助金未活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | G社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)プロジェクト管理/標準化(工程・完了条件)/外注設計/品質管理/稼働率改善 |
| 3. 会社概要 | 東京のWeb制作会社。BtoBでサイト制作・UI改善・運用を受託。要件が曖昧なまま開始される案件が多く、修正増・納期遅延が発生しやすい。採用難の中、少人数で回すため属人化を減らし、再現性のある運用体制の構築を重視した。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | 利益を削るのは「手戻り」と「滞留(確認待ち・素材待ち)」であり、ここが可視化されないと稼働率が落ち続ける。進行管理が担当者の頭の中にあり、遅延兆候の早期発見ができない。外注を使っても品質基準が揃わず、社内で直しが発生して二重工数になる。挑戦は、工程を標準化し、外注を含む全体の進行と品質を“仕組み”で担保して、稼働率と粗利を安定させることだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 制作フローを工程分解(要件定義→ワイヤー→デザイン→実装→検収)し、各工程の完了条件をチェックリスト化。進行管理ツールでタスク・期限・担当を見える化し、遅延の早期検知を可能にした。クライアント側作業(素材準備、確認期限)も工程に組み込み、合意形成を文書化して追加要望をコントロール。外注は工程単位で切り出し、トンマナ・フォーマット・レスポンス規約など品質基準を先に渡して差戻しを削減。「標準化→手戻り↓」「可視化→滞留↓→稼働率↑」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:納期遅延・炎上が減り、プロジェクト見通しが立つようになった。新人でも回せる領域が増え育成にも効いた。定量(目標例):稼働率 +5〜15pt、事務工数 ▲20〜50%、手戻り工数 ▲10〜25%。今後は運用改善(SEO/ABテスト)を月額化し、単発依存を下げる。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 未活用(自己資金で運用改革を実施)※今後はIT導入補助金等で管理ツール導入コストを圧縮する余地。 |
| 8. リンク先(出典) | https://dis-play.net/ |
H社(東京都|導入支援メニュー化でLTV化|補助金未活用)
| 1. 会社名・個人事業主名 | H社 |
| 2. 切り口 | (切り口.xlsx表記に要置換)新サービス(導入支援)/提案テンプレ化/継続課金(保守)/業務DX/パートナー連携 |
| 3. 会社概要 | 東京のWeb制作・DX支援会社。BtoBでWeb制作に加え、CRMや業務ツール導入・定着支援も受託。制作単発の波を抑えるため、導入支援をパッケージ化し、月額の保守・運用へ接続するモデルを構築している。 |
| 4. 当初の課題・挑戦 | Web制作だけでは価格比較されやすく、単発案件の積み上げでは稼働が不安定。顧客側はDX意欲はあるが、ツール選定・要件整理ができず意思決定が進まないケースが多い。制作会社側も提案が案件ごとにバラバラだと、見積・提案工数が膨らみ、受注率が安定しない。挑戦は、顧客の意思決定コストを下げる“導入支援メニュー”を確立し、受注率とLTVを同時に上げることだった。 |
| 5. 取組み・成功のポイント | 導入支援を「現状整理→要件→ツール選定→導入→定着」のテンプレに落とし込み、提案書・見積を標準化。社内は案件管理・見積・請求の情報を一元化し、問い合わせ→提案→受注→納品→保守のデータを連結。料金は「導入支援(初期)+運用(継続)」の二階建てにして、月額保守へ誘導。結果として「提案スピード↑→受注率↑」「運用契約→LTV↑」「一元管理→事務工数↓」の因果を作った。 |
| 6. 成果・今後の展望(定性+定量) | 定性:提案の再現性が上がり、案件化までのスピードが改善。運用支援が増え、継続売上比率が上昇。定量(目標例):成約(受注)率 +5〜15pt、継続月数 +1〜3か月、事務工数 ▲20〜50%。今後は業種特化テンプレを整備し、パートナー連携で共同開拓を進める。 |
| 7. 補助金・助成金の活用 | 未活用(自社):顧客のIT導入支援に伴う補助金活用は提案(自社受給ではない)※自社のDX投資は今後IT導入補助金対象可否を検討余地。 |
| 8. リンク先(出典) | https://www.ai-shinc.com/news/it-subsidy-support |
3. 補足・参考情報
- 関連補助金
- 小規模事業者持続化補助金:https://www.jizokukahojokin.info/
- IT導入補助金:https://www.it-hojo.jp/
- ものづくり補助金:https://portal.monodukuri-hojo.jp/
- 事業再構築補助金:https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
- 東京都中小企業振興公社(助成金一覧):https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/
- DX参考サイト
- Backlog(プロジェクト管理):https://backlog.com/ja/
- Notion(情報・進行管理):https://www.notion.so/ja-jp
- kintone(案件管理):https://kintone.cybozu.co.jp/
- freee(請求・会計):https://www.freee.co.jp/
- マネーフォワード クラウド(請求・会計):https://moneyforward.com/
- 支援機関
- ミラサポplus:https://mirasapo-plus.go.jp/
- よろず支援拠点:https://yorozu.smrj.go.jp/
- 東京都中小企業振興公社:https://www.tokyo-kosha.or.jp/
- 東京商工会議所:https://www.tokyo-cci.or.jp/
- 中小機構:https://www.smrj.go.jp/
