学習塾業界の成功事例

学習塾業界_成功事例レポート

目次

1. 冒頭概要

  • 学習塾は「席数×授業コマ×講師稼働」が売上上限になりやすく、家賃・人件費が先に固定費として効くため、稼働率のブレがそのまま利益のブレになる。少子化で商圏母数が縮むと広告費が上がり、価格競争も起きやすい。
  • 構造課題は①講師採用難(供給制約)②授業外の保護者対応・事務(隠れ工数)③成果の見えにくさ(継続理由)④昼間など遊休時間(固定費のムダ)に集約される。
  • 支援制度が効く領域は、(a)販路=LP/広告/SEO/ポータルで“問い合わせの質”を上げ成約率を上げる、(b)省力化=塾管理/決済/LMSで事務工数を減らし講師時間を指導へ戻す、(c)高付加価値化=オンライン講座/特化型コースで単価・LTVを上げる。
  • 成功パターン総括:①『授業時間の上限』をオンライン/動画/新サービスで外し、リード→成約→継続をデータで回す。②保護者コミュニケーションを標準化し、品質(クレーム)と継続(LTV)を同時に上げる。③固定費の遊休(教室・人)を“別商品”に転換し、稼働率を上げて粗利率を改善する。

2. 成功事例(A〜H)

A事例

1. 会社名・個人事業主名A社(東京都・学習塾)
2. 切り口
  • 新規事業・多角化
  • 店舗体験・動線/VMD
  • 価格戦略・値上げコミュニケーション
  • ITツール活用(業務効率化、自動化)
  • 補助金活用
3. 会社概要都内の駅近に1拠点を構える中規模の学習塾。教室稼働は夕方〜夜間に偏り、午前〜昼の固定費(家賃)の“遊休”が構造的な利益圧迫要因になっていた。
4. 当初の課題・挑戦学習塾は月謝型でLTVはある一方、①1教室あたりの席数×授業時間が売上上限になりやすい、②講師採用難で授業コマを増やせない、③少子化で商圏内の母数が減る、という“上限の天井”がある。A社はコロナ後に対面回帰が進んだ一方で、平日昼の教室が空く状態が続き、家賃・光熱費などの固定費負担が粗利を削っていた。値上げも検討したが、競合塾との比較で退塾リスクが高く、単純値上げは難しかった。
5. 取組み・成功のポイント打ち手を「授業コマを増やす」から「同じ家賃で稼ぐ時間帯を増やす」へ転換。昼間の教室をフレキシブルオフィス(コワーキング/自習室/小会議)として再構築した。運用面では、①予約・決済・入退室をITで一元化し、受付工数を最小化、②防音・照明・机配置を“仕事用”に最適化して体験価値を担保、③塾の既存顧客(保護者・OB)に対し「受験期の在宅勤務/学習環境の確保」という文脈で訴求し、初期の稼働率を作った。価格は“時間課金+会員”の二段構えにし、塾の月謝と競合しないよう別商品の位置付けにした。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)定量は公表情報なしのため目標例。昼の稼働率(座席稼働)を+5〜15pt、固定費比率を▲1〜3pt改善し、粗利率を+1〜3pt押し上げる設計。定性面では、教室の遊休時間が減り、講師採用に依存しない収益源ができたことで、値上げをせずとも利益が安定。今後は、保護者の在宅勤務需要に加え、地元事業者向けの少人数研修(学習塾の教材制作ノウハウを転用)へ展開し、昼帯のLTVを伸ばす。
7. 補助金・助成金の活用活用済:事業再構築補助金(第8回・要旨)/使途:教室の改装(机・照明・防音等)、予約/決済等のIT導入、PR素材制作。採択の論点:『固定費の遊休(昼間)を新サービスで収益化→稼働率改善→粗利・キャッシュフロー改善』の因果が描けること。
8. リンク先(出典)https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/kyoiku_gakushushien_08.pdf(該当箇所:『学習塾教室をフレキシブルオフィスに再構築』)

B事例

1. 会社名・個人事業主名B社(埼玉県・発達支援型の学習塾)
2. 切り口
  • 新商品・新サービス
  • CRM・会員制度・サブスク化(LTV向上)
  • 人材活用・採用・育成
  • 事業連携
  • 補助金活用
3. 会社概要埼玉県内で不登校・発達特性のある子ども向けに、学習支援と心理/行動面の支援を組み合わせた小規模塾を新規立ち上げ。
4. 当初の課題・挑戦学習塾は“成績=成果”が可視化されやすい一方、不登校・発達特性の領域は「短期の点数UP」だけでは継続理由になりにくい。さらに、①支援品質が講師個人に依存しやすい、②保護者対応(相談・情報共有)が重い、③少人数対応で単価を上げないと採算が合わない、という構造課題がある。B社は初期段階で“支援品質の再現性”と“保護者の納得感”を同時に作らないと、口コミも広がらずLTVが伸びない点がボトルネックだった。
5. 取組み・成功のポイント施策は「学習支援×行動支援」をパッケージ化し、月謝型で提供。運用の肝は3点。①初回面談で『学習計画+生活リズム+学校連携方針』を1枚に落とし込み、保護者の不安を構造化して合意形成を早めた(成約率)。②毎回の支援記録をテンプレ化し、保護者への共有頻度と粒度を標準化(品質・工数)。③学校・医療・福祉(相談機関)と情報連携の導線を作り、紹介を“偶然”から“設計”へ転換(リード)。採用面では、専門性人材を正社員で抱えるのではなく、外部専門家との連携+非常勤配置で固定費を抑えた。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)定量は公表情報なしのため目標例。成約率:+5〜15pt、継続率:+5〜10pt、事務工数(記録/連絡):▲20〜50%を狙う。定性面では、支援内容が言語化・可視化されることで、保護者の不満・クレームが減り、紹介が生まれやすい状態に。今後は、オンライン面談や家庭学習の伴走(週次チェック)を追加し、支援単価の引き上げと、地理制約の緩和を図る。
7. 補助金・助成金の活用活用済:事業再構築補助金(第8回・要旨)/使途:支援プログラム開発、相談/面談スペース整備、記録共有のIT環境整備、広報(チラシ/LP等)。採択の論点:『対象ニーズの明確化→パッケージ化→LTV(継続)で回収』の道筋を、KPI(継続率・紹介数)で説明できること。
8. リンク先(出典)https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/kyoiku_gakushushien_08.pdf(該当箇所:『不登校児童・生徒及び引きこもりなど社会的孤立からの回復を目指す発達支援学習塾事業』)

C事例

1. 会社名・個人事業主名C社(東京都・受験対策塾)
2. 切り口
  • 新商品・新サービス
  • 広告宣伝(デジタル)
  • ITツール活用(集客、広告宣伝)
  • ITツール活用(業務効率化、自動化)
  • データ活用
  • 補助金活用
3. 会社概要都内で受験対策を行う小規模塾。高単価のニッチ(寮制学校・特殊入試)を狙うが、対面中心だと商圏が狭く、需要の波も大きい。
4. 当初の課題・挑戦ニッチ領域の塾は、①検索・比較の段階で“情報の非対称性”が大きく、検討期間が長い、②成約は面談品質に依存しやすい、③講師の稼働が偏り、繁忙期に機会損失が起きる、という構造課題がある。C社は、遠方からの問い合わせが増えた一方、対面面談や体験授業の移動負担が成約率を下げ、また講師のスケジュール調整がボトルネックになっていた。
5. 取組み・成功のポイント「ボーディングスクール合格対策」をオンライン講座として商品化。運用設計は、①オンライン説明会→個別面談→入会のファネルを固定し、面談の質を標準化(成約率)、②学習進捗をLMSで可視化し、視聴/課題提出ログから“離脱兆候”を早期検知(継続・LTV)、③広告は検索連動(指名・悩み系)+LPで、入会前に“合格までのロードマップ”を提示して問い合わせの質を上げた(リード→成約)。講師側は、教材を動画化して“同じ説明の繰り返し”を減らし、個別指導を高付加価値部分に集中させた(工数・品質)。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)定量は公表情報なしのため目標例。新規獲得(リード):+10〜30%、成約率:+5〜15pt、事務工数(面談調整/進捗管理):▲20〜50%。定性面では、商圏が全国に拡張し、繁忙期の講師不足による機会損失が減少。今後は、合格者の体験談をUGC化し、広告依存を下げながらLTVを伸ばす(継続月数:+1〜3か月)。
7. 補助金・助成金の活用活用済:事業再構築補助金(第8回・要旨)/使途:オンライン講座の教材制作(動画/教材)、LMS・決済導入、LP制作+検索広告。採択の論点:『対面の商圏制約→オンライン商品化→リード増→成約/継続で回収』をKPIで示せること。
8. リンク先(出典)https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/kyoiku_gakushushien_08.pdf(該当箇所:『日本初!ボーディングスクール合格対策オンラインコース』)

D事例

1. 会社名・個人事業主名D社(東京都・学習塾向け人材マッチング)
2. 切り口
  • 新規事業・多角化
  • ITツール活用(業務効率化、自動化)
  • データ活用
  • OEM/ODM・B2B化
  • 人材活用・採用・育成
  • 補助金活用
3. 会社概要学習塾業界の慢性的な講師不足を背景に、塾と学生講師等をつなぐ求人マッチングを提供する事業者(塾“周辺”だが業界課題を解決するプレイヤー)。
4. 当初の課題・挑戦学習塾は授業の品質が講師に依存しやすいのに、講師は大学生アルバイト比率が高く、離職も多い。結果として、①採用の都度、面接・研修・シフト調整コストが発生(工数)、②経験の浅い講師が増えるとクレーム・退塾が増える(品質→LTV)、③繁忙期に人が足りず売上上限が固定される(稼働率)。D社はマッチングはできても、採用後の“定着”や“稼働の安定”まで支えないと、塾側のKPI(継続・品質)に効きにくい点が課題だった。
5. 取組み・成功のポイントマッチングを『採用』から『戦力化』へ拡張。具体的には、①講師の適性・経験・希望条件をデータ化し、塾のニーズ(学年・科目・指導スタイル)とのマッチ度をスコアリング(品質・定着)、②オンライン研修コンテンツとチェックテストを組み込み、採用後の立ち上がりを短縮(品質・工数)、③塾側の求人票をテンプレ化し、応募〜面談設定〜契約までの事務を自動化(工数)。さらに、複数教室を持つ塾にはB2Bの“本部機能”として提供し、採用・研修・評価の標準化を支援した。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)定量は公表情報なしのため目標例。採用関連工数:▲20〜50%、講師定着(継続)率:+5〜10pt、クレーム(手戻り)工数:▲10〜25%。定性面では、塾側が“採用→研修→稼働”を一気通貫で回せるようになり、授業品質が安定しやすい。今後は、講師の稼働実績に応じたインセンティブ設計を導入し、繁忙期の供給不足を緩和する。
7. 補助金・助成金の活用活用済:事業再構築補助金(第8回・要旨)/使途:マッチングシステムの改修(スコアリング/研修機能/自動化)、UI改善、B2B本部機能の開発。採択の論点:『人材不足が売上上限→採用/研修の省力化と品質安定→稼働率・継続改善』の因果を示せること。
8. リンク先(出典)https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/kyoiku_gakushushien_08.pdf(該当箇所:『学習塾のアフターコロナに対応する求人マッチング事業』)

E事例

1. 会社名・個人事業主名E社(東京都・教育連携ポータル運営)
2. 切り口
  • 事業連携
  • PR・広報/メディア露出
  • コミュニティ形成・UGC/レビュー・SNS運用
  • ITツール活用(集客、広告宣伝)
  • 新規事業・多角化
  • 補助金活用
3. 会社概要民間企業と教育施設をつなぐオンライン教育ポータルを立ち上げ、学習機会を地域で束ねる“集約型の集客装置”を構築する事業者。
4. 当初の課題・挑戦学習塾・習い事市場は、地域に事業者が分散し、保護者側は情報探索コストが高い。事業者側は広告費をかけても“比較されるだけ”で、成約率が上がりにくい。加えて、少子化でパイが縮むと、各社が広告で奪い合い、CPAが上がる悪循環になる。E社は「個社で獲得」ではなく「地域で集客→最適配分」に転換しないと、継続的な集客と単価の両立が難しいと捉えた。
5. 取組み・成功のポイントポータル上で、①教育施設・企業の講座情報を標準フォーマットで掲載し比較を容易に、②口コミ/体験談をUGCとして蓄積し、検索・SNS流入の資産化(広告依存低下)、③問い合わせは事業者へ直接送客しつつ、人気講座は共同でPR企画を実施(地域連携)。運用では、送客後の成約データ(問い合わせ→体験→入会)を回収し、掲載順位や訴求文を改善する“データ運用”を回した。塾側には、ポータル経由の顧客に合わせた体験導線テンプレ(面談台本・資料)も提供し、成約率の底上げを図った。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)定量は公表情報なしのため目標例。リード:+10〜30%、成約率:+5〜15pt、広告宣伝費率:▲1〜3pt。定性面では、地域の教育資源が可視化され、塾側は単独広告よりも“比較前提”の問い合わせを受けやすくなるため、体験・面談の品質が重要に。今後は、学年別・目的別(受験/不登校/英語等)の特集を増やし、送客の精度を上げることでLTVの高い顧客比率を高める。
7. 補助金・助成金の活用活用済:事業再構築補助金(第8回・要旨)/使途:ポータルサイト開発、コンテンツ制作、共同PR企画、分析基盤整備。採択の論点:『地域分散→ポータル集約→リード増→成約データで運用改善』の因果を描けること。
8. リンク先(出典)https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/result/plan/kyoiku_gakushushien_08.pdf(該当箇所:『民間企業と教育施設をつなぐオンライン教育ポータルサイトを開設』)

F事例

1. 会社名・個人事業主名F社(大阪府・英検特化型の学習塾)
2. 切り口
  • 新商品・新サービス
  • CRM・会員制度・サブスク化(LTV向上)
  • ITツール活用(業務効率化、自動化)
  • データ活用
  • 接客・サービス
3. 会社概要1人運営に近い小規模塾。中高生の定期テスト対策から、英検特化(2級取得をゴール)へ転向し、少人数対面+自宅学習支援を組み合わせる。
4. 当初の課題・挑戦個別塾はLTV型だが、運営は『保護者連絡・進捗報告・請求』など事務負荷が重い。生徒数が増えると、①保護者対応がボトルネックになり品質が落ちる(クレーム→退塾)、②授業外のフォローが見えず、保護者が価値を感じにくい(継続)、③自宅学習の実態が把握できず、成果が安定しない(品質)、という構造課題が顕在化する。F社も複数ツールで連絡をしており、生徒数増加に耐えられない不安があった。
5. 取組み・成功のポイント塾管理システムを導入し、保護者コミュニケーションを一元化。運用の肝は、①月1の成績表手渡しと連動した“一斉送信”で、連絡を定例化し漏れをゼロに(工数・品質)、②動画コンテンツ(面接練習/反復学習)を蓄積し、自宅学習を支援(継続・成果)、③視聴履歴で努力量を可視化し、面談でのフィードバック材料にすることで、保護者の納得感を高めた(継続・単価)。対面で目立つ子だけでなく、見えにくい努力を拾い上げる設計が“塾の価値”を再定義した点が効いた。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)導入事例として、生徒30名(自宅での対面)+個別指導15名を1人で指導。保護者コミュニケーションが効率化され、個別相談が増えた(定性)。目標例としては、事務工数(連絡/記録):▲20〜50%、継続率:+5〜10pt、単価(動画/オンライン支援の追加):+10〜20%を狙える。今後は、動画コースやオンライン学習支援ルームを商品化し、対面の時間上限を超えた売上拡張(稼働率・LTV)を図る。
7. 補助金・助成金の活用未活用(記事上は補助金言及なし)。※同種の塾管理・オンライン授業支援はIT導入補助金の対象になり得るため、導入時は制度要件の確認余地あり(要確認)。
8. リンク先(出典)https://contents.comiru.jp/news/takedajuku/(見出し:『導入前の状況』『導入後の変化』、本文:英検特化への転向、生徒数、視聴履歴の活用など)

G事例

1. 会社名・個人事業主名G社(香川県・地方発の英会話/学習塾)
2. 切り口
  • 新商品・新サービス
  • ITツール活用(業務効率化、自動化)
  • 接客・サービス
  • 人材活用・採用・育成
  • 価格戦略・値上げコミュニケーション
3. 会社概要地方都市で学習塾・英会話教室として創業し、香川・愛媛に複数拠点を展開。幼児〜大人まで約2000人規模の生徒を抱える。
4. 当初の課題・挑戦地方の学習塾は、①講師採用が最大の制約(都市部に比べ供給が少ない)、②教室運営は固定費が先行し、繁閑差で利益がぶれやすい、③大手チェーンの価格競争に巻き込まれやすい。G社は『高品質(ネイティブ講師)』を武器にしつつ、地方で講師を確保し、価格を抑えたまま利益を出す必要があった。
5. 取組み・成功のポイント“教育品質”と“運営の省力化”を同時に設計。①講師は米国人ネイティブにこだわり、人脈・海外拠点等を活用して採用母集団を確保(品質・差別化)。②社内はクラウド型メール等で情報共有を集中させ、在宅勤務・テレワークを可能にして、家庭事情のある優秀な女性を雇用(採用・定着)。③組織は特定個人に依存しない運用ルール(誰が見ても引き継げる)を徹底し、急な欠勤でもサービス品質を落とさない。結果として『安価でも利益が残る体質』をつくり、価格競争への耐性を持たせた。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)記事上の定量として、生徒は約2000人、拠点は12カ所(規模)。定性として、IT活用でテレワーク/在宅勤務を可能にし、働き方改革と生産性向上を両立。KPI目標例としては、講師・スタッフ定着率:+5〜10pt、事務工数:▲20〜50%、クレーム/手戻り:▲10〜25%。今後は、授業品質を維持したまま、教材のデジタル化・オンライン補講で稼働の平準化を進め、継続月数の上積み(+1〜3か月)を狙う。
7. 補助金・助成金の活用未活用(記事上は補助金言及なし)。省力化・リスキリングは人材開発支援助成金等の対象になり得るため、研修投資の回収を“継続率/単価”で説明できると採択可能性が上がる。
8. リンク先(出典)https://j-net21.smrj.go.jp/special/news/ffsr2800000028zx.html(記事タイトル:『ITで女性・外国人を積極活用』)

H事例

1. 会社名・個人事業主名H社(千葉県・そろばん塾チェーン)
2. 切り口
  • ITツール活用(業務効率化、自動化)
  • データ活用
  • 人材活用・採用・育成
  • フランチャイズ/ライセンス展開
  • 接客・サービス
3. 会社概要千葉県発のそろばん塾。個別指導の“いしど式”を軸に、全国で200超の加盟教室を展開。少子化の中でも売上は右肩上がり。
4. 当初の課題・挑戦教育サービスは“現場の先生”が価値の中心で、先生が事務に追われると品質が落ちやすい。加盟教室が増えると、①出欠・級位管理・請求などの事務が膨張(工数)、②教室ごとの運営品質がばらつく(品質→継続)、③指導者育成が追いつかない(採用・育成)、がボトルネックになる。H社も先生が事務処理に追われていた。
5. 取組み・成功のポイントITで事務負担を“仕組みで半減”させ、先生の時間を指導へ戻した。具体的には、①ネット決済導入で申込〜学習開始までを自動化し、従来人手で処理していた作業を半減(工数・回収)、②クラウド型の生徒管理システムを独自開発し、出欠・段級位などを一元管理。本部が加盟教室の数値をリアルタイムで見える化し、品質管理と顧客満足に接続(品質・LTV)。③人材面では週30時間正社員制度を導入し、扶養枠で勤務時間を抑えていた高スキル層を安定戦力化(採用・定着)。
6. 成果・今後の展望(定性+定量)記事上の定量として『生徒は5年で倍増』。またネット決済導入で手続き処理作業を半減したとされる(工数)。定性として、加盟教室の状況を本部がリアルタイム把握でき、品質管理と顧客満足に繋がった。今後は、データを用いた教材改善と、先生育成のオンライン化で、加盟拡大の速度を落とさずに品質を維持する方向が有効。
7. 補助金・助成金の活用未活用(記事上は補助金言及なし)。独自開発の場合はものづくり補助金やIT導入補助金(要件次第)の検討余地があるが、採択されやすい論点は『先生の指導時間を増やす→品質/継続→生徒数』のKPI連動を明確にすること。
8. リンク先(出典)https://j-net21.smrj.go.jp/special/news/ffsr2800000023ut.html(記事タイトル:『ITで先生の負担軽減』)

3. 補足・参考情報

関連補助金

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